未経験から電気工事士を目指すってどういうこと?
よく電気工事の仕事で「未経験者歓迎」などと記載されているケースがありますね。
でも実際には電気工事士の資格がないと対応できない作業もあり、「未経験でも本当に大丈夫なのかな?」と不安に思ってしまう方も少なくありません。
まず電気工事の仕事ですが、何もかも電気工事士の資格がないと対応できないというわけではありません。
資格がなくても対応できる作業があるので、資格未取得の方はそういった作業から対応することになります。
具体的にはソケット、ローゼット、スイッチ、ケーブル類の差込、および配線工事。
また、電気が通っていない状況ですので、感電の恐れもありませんし、誰でも作業することができます。
こういった作業自体は電気工事というより、電気工事をする前の下準備といった意味合いが強いです。
ただ、こういった作業でも電気の配線や回路については学ぶことができるので、決して無駄な作業ではありません。
電気工事に限った話ではありませんが、やはり雑務に似たような下積みも大事ですからね。
徐々に知識の幅、技術の幅を広げていく形になります。
こういった知識が積み重なり、将来的に電気工事士の技能試験を受けるときにも配線図や施工図の理解が進み、知識を役立てることができます。